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新横浜のローマ字表記


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さてところで,新横浜の英語(ローマ字)表記は,果たして「Shinyokohama」でいいのでしょうか.

調べてみると,面白いくらいさまざまな表記が使われていることが判りました.
順を追って見てみます.




Shin-yokohama
頭が大文字,ハイフンあり,Yは小文字


正式なものと考えてよいであろう行政上の表記は,この信号機の表示のようになっています.ハイフンを挟むことによって,シンヨ…ではなくシニョ…と読めてしまう発音上の問題を回避しているものと考えられます.





(しかしながら,ところどころいい加減な場合もあるようです…)


横浜市営地下鉄もこの行政式表記「Shin-yokohama」に倣っているようです.
さすが「市営」 といったところです.


(でも,Kita-shin-yokohamaという表記法はいかがなものでしょうか…)

これに従っているのがJR東海=新幹線における表記です.


工事中の駅ビルに架かる,仮設の表示は全部大文字化されています.
ただし,駅ビル工事が始まる前の旧駅名表示は,なぜかSHINYOKOHAMAでした.










Shin-Yokohama
頭が大文字,ハイフンあり,Yも大文字

JR東日本の表記はこうなっています.期待通り(?),JR東日本とJR東海では表記方法が異なりました.



JR東日本では,「●●」という駅に対応する「新●●」という駅について,ほぼ例外なく, このハイフンを入れているので,発音の問題というより「Shin-」が接頭語という扱いなのだろうと考えられます.なぜハイフンの後ろが大文字のYなのか.ヘボン式ローマ字の固有名詞ルールにそんな例外があったかどうか,やや微妙です.しかし外国人のお客さん向けに,知名度の高い「Yokohama」を明示的にした表記法だと言えるかも知れません.









Shin Yokohama
頭が大文字,間にスペース,Yも大文字

「西武グループ方式」とでもいいましょうか.プリンスホテルをはじめ,西武グループは完全に,スペースで区切った2つの固有名詞として新横浜をローマ字表記しています.




これもローマ字のルールがどうのというより,「Yokohama」部分が独立していて外国人にとってより判りやすいという国際的な理由なのかもしれません.
言い換えれば,外国人にとって新横浜は"Something like Yokohama", "A kind of Yokohama"なのですね.
ということで,新横浜国際ホテルもこの表記法を採用しています.


以前ブログで紹介させていただいた,ららぽーと横浜内のBeach Sound店舗も,すべて大文字ながら2単語派.

※正式店名はBeach Sound YOKOHAMA LaLaPort









Shinyokohama
1単語

新横浜ラーメン博物館は,(実際すべて大文字ですが,)新横浜をひとつの固有名詞として繋げて表示しています.
シニョコハマ.


人工スノボゲレンデのスノーヴァ新横浜についても,同様.


ホテルであっても,ビジネスホテルのコートホテル新横浜では,1単語表記を採用しています.


JR東海の系列にもかかわらず,なぜかASTYは叛旗を翻し(?)1単語派.


新横浜運送さんのトラックは前面がSHINYOKO,側面がSHINYOKOHAMA TRANSPORTATION.


民間の店舗などの場合,新横浜であることは自明ですし,商圏もわりと狭く,新横浜自体を知らない人に気を使う意義も相対的に小さいと思われますので,むしろロゴの並べ方は字面・デザイン次第で選択しているということでしょうか.
ビルの表示や店舗の表示で,SHINYOKOHAMAあるいはSHIN YOKOHAMAを選択しているところが多いようです.
別途,Search Engine Optimization(googleなどのWeb検索エンジンで上位に表示され易いように用語表記を選定する等)を考慮しているところがあるかもしれません.








http://shinyokohama.org
今後ともよろしくお願いします.







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